魔術の実践(7)~西洋占星術のタリスマンの補足~

※本記事をお読みになる前に「魔術の実践(1)~西洋占星術のタリスマンを知る~」から一読されると、より理解を深めることができます。

おはようございます。箱の中のユーフォリアの代表Daigonです。
前回はお休みさせていただきましたが、材料の説明を前記事では行いました。
それに続いて、今回はそれを基盤におきつつ流れをご説明いたします。
説明する箇所は代替のものではなく一部は本来の道具の名称でいきますので、前回の記事をご参照の下ご覧になることをおすすめいたします。

(1)
まず最初にワイングラスに水をいれた後に塩を入れかき混ぜます。
その後、ラベンダーを2本と、薔薇の花弁数枚を投入します。
入れましたら、丸い石を数個投入し薔薇の花弁が浮かないように沈め、さらさらした砂を少し入れます。
砂が沈殿したら、上から水が溢れない程度にガラス玉を投入します。

これは「大地や天の力を吸収し支える大いなる台座」であるガイアの杯に海水をいれ、小さな海を模して造り、海という大いなる力の中に魔除けの効能のあるラベンダーをいれ、それを増強させより神聖なものにするために薔薇をいれました。それを、リリアール(つるつるした石)で押さえつけ、上より「海」をより近づける浜辺の砂を入れ、そこにクォーツで邪気が入らないように見渡し支配させました。これらを受け入れたガイアの杯は大地や天から力を吸収し、中のそれらに力を与えていきます。これはこのタリスマンで最も重要な工程であり、このような基盤となることを「世界」と呼ばれます。
(2)
紙を正方形に切り、図のような文様(こちら参照)を描きます。大体あっていれば大丈夫です。
そして、文様を書いた後、自分からみて上手の所に自身の名前を書き、上下逆にして自分の星座名を書きます。

先ほどのものを図のかいた紙で縛ります。基本的に魔術などで蓋をしめる行為というのはそれらに「意味をもたせる」「封じ込める結界」の意味合いがあります。
今回の図は、「リスレクト」とよばれる簡易的な結界で誰でも書けば効能のあるとされる弱い力のものです。そこに自身の名前と星座名を書き込むことで、ガイアの杯とその中にある聖なるものに対して作用させ、「何のためにここにあるのか」という意味を持たせていきます。
(3)
そのワイングラスを22:00~06:00頃まで、天気が良い時に、空がよく見える場所に置いておきます。窓際でも構いません。
それを三回行います。日中は日陰に置いておいて保管するのが好ましいでしょう。水が蒸発しないように注意して下さい。
もし水が蒸発してなくなってしまいましたら、紙の上から再度塩水をゆっくりと注いで追加して下さい。
ただ、追加した場合、また最初からやりなおす事になるのでご注意ください。

これらはガイアの杯が力を集めるための行為です。外気や天、大地から聖なる力を受けて更に「創る者」を知っていく作業となります。
中のものが蒸発してしまえば意味がなさないというのは、単純に中身がなくなってしまうからというのと、追加した場合は最初の工程でできた「世界」に新たな力を注いでしまうことになるため、再度行う必要があるということです。
※時間帯は最も星空が見えるであろう時間を私がだしただけですので、特に意味はありません。
(4)
三回ワイングラスに星を見せたら、ジョウゴなどを用いてワインボトルに紙ごしで水をいれます。石などが重みになり紙が破けてしまう可能性があるので手で紙を押さえながら慎重に注ぎましょう。
注ぎ切りましたら、ラベンダーを一本中に入れ、さらさらした砂を少しだけ入れた後に塩水をワインボトル一杯に入れます。

内容物に意味を持たせる意味合いもあるリスレクトを通して、聖なるものを保管するシェピリウスの壺に「世界」を流し込みました。
この行為により、世界に名前と意味を持たせることができました。
ですが、これにより結界をはずれて外気に触れたため「世界」の濃度が低くなってしまう可能性もあるため、強める意味合いも含めラベンダーを一本、それに海を生成する浜辺の砂と塩水をいれました。
(5)
ワインボトルの口を、ワイングラスで用いた紙と紐で封じます。
その後は15日間程、日陰で保管します。

シェピリウスの壺の中に投入された世界はこれで結界と意味を持ち、保管されて熟成されます。
熟成する必要性は、世界を完全体にする必要があるからです。その期間であるのが15日間という数字です。
この15日間という数字は世界を生成させる時間とされる「リェスタ」に基づいており、リェスタは占星術にも大きくかかわり、大まかにみて月の周期からきています。
これで世界はゆっくりと安全に濃度を深めて熟成されていきます。
(6)
まず、器に泥をいれてワインボトルにいれたエキスをいれましょう。この時に紙と紐はとって千切って泥に混ぜます。
全部いれたら、よくこねましょう。こねおわり、粘土状になったら手に乗るくらいのサイズだけとります。

器は何でもよいので記載していませんでした。ここに泥をいれてシェピリウスの壺にある世界は投入されます。
エキスのみというのは、他のものが力を出し切ったからということであり、エキスがいま世界となっています。
これにより泥という単体には完全体となった世界が宿り、結界と意味を持たせたリスレクトは破かれ混ぜることで泥にも意味を持たせることができます。
そして、一部分を創った者の意思で掴むことにより、世界は必要な部分だけが創った者の手へと渡ります。この瞬間で泥に宿る世界は崩壊し意味をなさなくなります。
(7)
まず、以下の図式をコピー機で適当な大きさに印刷しましょう。(こちら参照

この図はタリスマンや魔術円の原型となった古典的な図です。太陽を模されており、同時に満月の威光も表しています。
円の部分が太陽と月にあたる部分ですが、同時に「信ずるものの対象」としても描かれています。
(8)
印刷しましたら、先程とった粘土を平たくして、上に印刷した紙をのせて、棒などでなぞって溝を作ります。
後は、10日間程、濡れないように注意しながら太陽に当てて乾燥させましょう。

泥を平たくし、先ほどの図でタリスマンの文様をとります。
最後は太陽や外気の力で自然的に乾燥させ、交じり合った世界と文様を一体化させていきます。
10日は大体固まるであろう期間です。
(9)
適当な大き目な紙の上にのせて、図のように綺麗にくるみます。この時に乾いた泥が崩れないように注意しましょう。
(10)
そうしましたら、もう少し大き目な紙を用意して、1でくるんだものをのせて裏返しましょう。
そして再度丁寧にくるみ、上部な紐で少しきつめにしめます。この時に中身が崩れないように慎重におこないましょう。

乾いた段階でタリスマンはできていますが、壊れやすいためこのようにして保管します。
このようにしておけば、あとで壊れたとしても世界が崩壊することもなく、タリスマンとして効能を持つことができます。

とても長い説明となりましたが、以上がタリスマンの補足と各行為の意味です。
今年に入りずっとしてきたタリスマンの事柄ですが、これにておしまいとなります。
次回よりまた魔術のことをやらせていただきますが、内容はまだ定めていないため内緒です。

ここまでお読み下さりありがとうございました。そして、お疲れ様です。
それでは、また新しい「魔術の実践」でお会いしましょう。
再度、ありがとうございました。

Daigon

【用語参考】
自研究資料
大英博物館 常設資料
アディオス会館資料

注:個人的な解釈などが随所にありますのでこれが絶対論という訳ではありません。その程ご容赦下さい。

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